― AIが繋いでくれた温かいご縁
……あの、ボクが思うに、
看板っていうのはただの「記号」に過ぎないんじゃないでしょうか。
もちろん、有名な名前があれば安心する人もいます。
でも、その名前がなくても、
ちゃんと見つけてくれる人はいるんですよね。
今日、エアコンクリーニングにお伺いしたお客様は、
なんとAIに聞いてボクのところへ辿り着いたそうです。
1回目の検索でボクが1番に出てきて、
2回目はなぜか消えて、
3回目で、またボクが1番に出てきた。
AIが迷いながらも、
最後には『やっぱりこの人がいい』って背中を押した。
……なんだか、AIという無機質な存在が、
ボクのことを一生懸命プレゼンしてくれているみたいで、
ちょっと面白いですよね。
「大手だから安心、じゃなくて。丁寧で、人柄が良さそうだから、この個人にお願いしたい」
お客様は、そう言ってくださいました。
作業中、ボクが「AIもたまに間違えることがありますからね」
なんて冗談を言ったら、その方は真っ直ぐボクを見て、
『間違ってません!シゲさんでよかった』
……そう言ってくださったんです。
ボクは、ただ目の前のエアコンを綺麗にしていただけです。
でも、その言葉で、ボクの心の中にある
『不安』という名の汚れが、
一気に洗い流されたような気がしました。
独立して新しい名前になっても、本質は変わりません。
目の前の仕事を、一つずつ、キッチリ積み上げる。
結局、それ以上に確実な道なんて、
どこにもないのかもしれません。
今日という日は、最新のAIよりも、
人間の方がずっと温かいってことを教えてくれた気がします。
これからも、一つひとつのご縁を大切に。
一掃懸命、磨き上げます。
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